外国種　Foreign Violets
外国原産スミレ属 1 (Viola species  a〜n)　

　　出典のどこに、大略どんな説明があるかを、自分用に貯めていたワープロメモから変換し編集しました。
　　　　自分で播種栽培してみた種類については、観察結果説明(色文字)と写真を添えてあります。   2014.11.26更新

　　　　　　　　出典等の凡例　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スミレ科の目次へ戻る

　属名Violaは、ラテン語の性は女性であるので、種小名語尾は、a、is、sなどとなる。(牧野新日本植物図鑑)
a　abyssinica　朝69-278写真　アフリカ東部・中央部に広く、西部の高山にも分布。葡蔔性の多年草。花は白色、薄い
　青色、濃い紅紫色または紫色。花弁の長さ5-9mm　す92　エチオピア南部から南アまでの山地の林内・林縁に。花はニョイ、
　ツクシの感じ。いp.262写真。
adunca　H97 N98 N99 世274  7-8月　紫　米北西部海岸  1000m  labradoricaと同一種扱いも。日当たり。
　AZ1053　a.v.minor=labradorica 誠3120　さく果は狭卵形、種子　は暗褐色　す90　ロッキー山脈西部からアラスカに
　かけて。変化多い。濃青系、オトメ型、ピンク系などあるという。タチツボの仲間で栽培容易。萩　オリンピック山の麓に
　多い。葉形はマルバに似、濃く照る葉、葉に比して大花。薄紫から濃い紫まで。半陰地を好む。初夏に咲く DK91,pl.39,
　40。Ne32 米加国境全域に。N04-3630播種2.4　楽69写真　株がコンパクト。
adunca alba　H97　S97　C97
a.v.kirkii N04-3631 kirbii播種2.4 開花撮影5421
a.v.minor PF(Syn.labradorica Schrank)　す90  ヒメアギスミレのサイズで青紫色の小花を群れ咲かせる。やや弱い
　が、栽培したい。
a.White flower Group  K03白に距紫　オトメ
(aetolica(=from aitolia,mid Greece) N96 N98 yel 15-50cm　C97 flat-faced　AZ1053。種04追 有茎、卵〜披針形。黄花
　で上弁は、紫色。バルカン。K05 小中輪丸弁、葉はビロード状。稚苗枯死。
affinis　K03 淡青紫　葉は丸く小型、花弁がやや乱れる。例91.10 papilionaceaの仲間 藤紫。す94北米無茎青花　
　DK31,pl.4　*極小型、種子小粒。ツマグロヒョウモン害により処分　06.8.07。
alba　H97 N99 朝69-284　白花　無毛でodorataより明るい環境に見られる。誠3120　スペインからロシア黒海地方にかけて。
　WF stolon不発根、細い槍先状托葉。
alba ssp.dehnhardtii Pendalofos Path,Greece(N-01-5406 提供者Blaxland,kim Radnor,PA)　種03 草丈15cm程、
　葉は心形、葉柄多毛。白〜バイオレットで径2cm。バイオレットの仲間。*コスミレと同時期に開く早咲き。青味紫色で中心
　部白、側弁は手前ヘ向き、有毛。微香。
　2004.12.30に、日本スミレ同好会の掲示板に、FranceのNathalieさんがtane-takの質問に答えて、次のように。
　　Late researches on Parmas DNA by a team of european professors would tend to prove that they are very close 
　to Viola alba ssp. dehnhardtii. They didn't publish yet the definitive botanical name of the Parmas because 
  investigations have to go further.
a.ssp.scotophylla N05 white 10cm S2.8
(albanica(Syn.magellensis)PF Ne31。
albida　す97　コマスミレ　原寛はナンザン、ヒゴの母種と。夏のヒトツバエゾのような単葉。エイザンとの類縁を感じ
　させる。Ne42 朝鮮半島から中国東北部　白っぽいの意で花色から。唇弁と側弁に紫条。香る。楽65　写真。
(allchariensis Ne31。
(alpina Ne31 無茎。
(altaica　K97 トルコ2200m 青紫 N97,2002 13cm Ne26パンジーの原種。Ne31。
(a.ssp.oreades N99 10cm
alexandrowiana　 K97　アジア　白
ambigua Z ドイツ
apoensis　K03 丸葉に粗毛。　朝69-278　ニューギニア島の山地に分布。Ne34　フィリピンにも。ツクシスミレに比べ、姿
　は一回り小さく、短毛を散生し、花期遅く、多年草。種子の顕微鏡写真
apparatiensis　す90　タチツボの仲間。やや小型。 DK93,pl.42,43
(arvensis Ne37 tricolor近縁で、成立に関与。　
arborescens (N03-4194提供者Knoche,Gerd Solingen.Germanyによる) 　　朝69-282スペイン、ポルトガルに分布。高
　さ10-20cmの小低木。 白から薄紫の花。Ne14　送付される種子のほとんどがelatior。N03-4194 20cm Knoche,Gerd 
  Solingen,Germany *1本だけ発芽。双葉はすみれの仲間らしかったが、本葉の付き方や形からは、雑木種子の飛び込みかと
  疑った。托葉が見えてきて再びすみれらしくなった。蕾はすみれらしい形で、初蕾が真夏に開花してくれた。見出し写真と
  ともに03.8.25に側面から撮ったもの。上弁の縁と唇弁 は、極淡い紫色で、距は後部だけ紫色。蕚が長い。元旦ころまで
  次々と咲いてくれたが、閉鎖花、果実がまだできない。1月には生気が鈍り、枯葉が増え、もろくなって早春に枯れた。
　N04-3634　pale lavender　Knocheほか。04.2.4播種　Viola属らしい双葉の残る幼植物04.6.15  前年同様に開花　
　その4.12.18 年末ころからハダニ処理(コーヒーも)、夜間屋内へ。05.2から底暖房。閉鎖花結実。採種05.4.29。
　同日の着果状況(3号ロングポット)、割れ始めた果実(5.5.26)。いP.261写真　低木。Z tree Iberian Peninsula,France,
  Sardinia,NW-Africa。from Nathaiie Casbas 播種06.3.31。　
arenaria   PF(Syn.rupestris)
arguta　朝31-732写真　アンデス山脈中北部の暖帯林下に生える赤花種。
　朝69-280　コロンビアからペルーにかけての暖温帯林の林縁に分布。赤い花。
　橋　白黒写真　長さ2mにもなる茎。
(arvensis(=growing in cultivated fields)朝69-281写真 field pansy ヨーロッパの荒れ地や畑地で最も普通に見ら
　れる。す94　グリーンランドにも。雑草。　DK178,pl.83　Ne31。北81  N2002 wh 20cm
asterias朝69-280　南米海岸砂漠に生える一年草。ガ　モノクロ写真。
(athois　PF Ne31。
atropurpurea　rosulate viola K02暗赤紫　困難。ロゼット葉が粘着質。 N02 チリ3,330m。
auricolor rosulate viola

b　bakeri　DK183,187,pl.86,92。Ne29 夏越し難しい。
beckwithii　AZ1053　上弁深い赤み紫、下３弁薄いラベンダー青、芯は黄色の基部に紫条。DK123,pl.57。Ne27図（葉に
　深い切込み）　米国西部。1000-2000m。夏灌水しない。Ne29 栽培困難。Alplains2001カタログ表紙に写真。
bertolonii　PF S97 N97 N99 blue-violet 15cm  R96 violet or yellow,to 30cm
  bertolinii　H97
betonicifolia v.betonicifolia C97 purple violet朝69-277写真　豪州東部とニューギニア島の湿地に分布。
　b.v.albescensアリアケスミレ、b.v.oblongo-sagittataリュウキュウシロスミレ。　au  紫味青、花茎８cm、叢生。
　ある程度の日陰に。楽66　写真 N7-4589ex.Tas.Au.を7822に2号へ。
biflora キバナノコマノツメ。N99 Swedish lappland  中　地域差少ない。AZ写真 Twin-flowered v　欧亜、北米
　（アラスカ、ロッキー）
blanda　す90　ウスバと近縁。ミズゴケ湿原に群生。この仲間で丈夫なincogniita,lanceolata,l.vittataがある。ニョ
　イに似た殖え方　栽培容易。肥沃な土で、水切れに注意し、日に当てる。白の小輪丸弁。庭植え可。　
　萩　Sweet white violet  米国東北部のやや湿った樹陰に自生。通常白色で、花の縁にそって紫色になる。早春から咲
　く。DK145,pl.62,63　ニ83　大きな心形の柔らかな葉に小さな白い花で、よい香り。
boissieuana f. variegata　N00
(bosniaca　PF(Syn.elegantula b.)
(brachyphylla Ne31。
brevistipulata N05 30cm S2.8
brittoniana(Syn.pedatifida ssp.b.)  DK82,pl.27  例91.10葉に切れ込み。藤紫。04岩佐氏からをs5208も幼苗枯れ。
b.f.pectinata   DK82
brunneostipulosa　中　雲南東北部、四川、貴州、湖南1000-1500m　林下、陰湿な岩上10cm、淡紫色か白。
bubanii   PF

c　caespitosa v.albescens   ALPLAINS97
calaminalia PF Z
(calcarata N96 N97 N98 N99 A p-blue 18cm　北82　世48 4-10月　桃・黄・白・藤紫2-4cmアルプス中部1000-3000m
　日当たり　朝69-272写真　紫色に黄色の目、３cm、７月。朝69-282多年草。萩　写真　主として砂漠地。距が長い。紫が
　標準。パンジーの親と考えられている。5-8月に咲く。Ne31。powerwings.net自然談話室でjimaさんから拝借した自生地
　写真　その1 スイス・サンモリッツ近くのユリア峠(２２８４ｍ)で。 その2 フランス・シャモニーでモンブランに向きツ
　合っている山、プレヴァン２５２５ｍの中腹(標高約２０００ｍ)で。種名写真は、2005.3.11開花のもの 園芸種交雑か。
　5.7.16播種、発芽後ツマグロヒョウモンで全滅。
(calcarata ssp zoysii N7-3219 yellow/lilac S7827不発
(c.lt-blue form N97 
canadensis　Canadian V. K97 N96N98 世274 6-8月　白、芯黄、筋　有茎　ロッキーほか森林下で苔の上などに。
　朝69-278写真　5-6月に咲き、香りが良い花は直径25mm。心形の葉は75mmにも。湿気の多い林地に。す91　東部に。上弁
　の裏にパープルピンク。表にも入るものも。西部のruglosaはそのタイプが普通。pubescensよりやや北に分布し、暑が
　る。dk155,pl.74。Ne29 オオバキの仲間。N04-3639白20cm 播種2.4。N04-4739 Piney Fork,PA 播種2.4
canescens Ne30。
canina　ex.　Iceland　8-15cm (N-99-5214 w/c 提供者Sigurgisladottir Gudny Kopavogur Iceland)北8-82  有茎
 青色または白色　AZ1053（写真はナガハシ）　Ne14　ロゼットなく、沼沢地〜湿った草地に。　WFBE Heath dog v. 高さ
 40cmまで。Ne28  エゾノタチツボの仲間。容易だが小鉢では 咲きにくい。夏は茎が伸びてだらしなくなる。種02 根生葉
　は卵形。青紫色大輪で径2.5cm。距は黄色の円柱形で直線的。K03 暗青紫。Ne49 2n=40。2010.7.16植え替え。
　*最も美しい有茎種。青味紫色でふくよかな大輪。距は、緑白色で太さの2倍長。鋸歯は糸状。栽培・花付き容易で、丈は高
　くならない。大きい写真へ　種子の顕微鏡写真へ
　*mirabilis v.subglabraの名で入った(N-00-5880提供者不記載)が、canina＝小型と思われるもの 距は、緑白色で太さ
　の2倍長。鋸歯は糸状。
c.montanaす94　グリーンランド N05 S2.8。
cano-barbata　N2002 チリ3,225m。
capillaris   朝31-732写真　葉が堅く低木状になり、高さは時に1mになるチリ特産種。ガ　写真(カラー・モノクロ)　
　チリ中南部に分布。学名は、弁内の白毛に由来。ルベリウム節でチリだけに。
caspia N05 S2.8
caspia 'Alba'N05 S2.8、幼苗枯れ。
caucasica N99 ylw 10cm　AZ1053　桃色味紫　距3cm 栽培困難　南西スペイン　（写真　芝桜様）
celamineria   SS
(cenisia K03 小型で地上茎をあまり伸ばさず、丸葉。アルプス　Ne31。北11-230　石灰岩礫上。 SS。N04-4607 Queyras 
　France 播種2.4。
(cheiranthifolia カナリア諸島　Ne31。
chelmea N04-3643播種2.4 5224に2.5へ。 N05-3600 S2.8 稚苗枯死。 = V. pyrenaicaとのサイトあり。
(comollia   SS Ne31。
cinerea YAさん発信のメールから以下に引用　
>アラブ首長国連邦に唯一存在するViola cinereaを見つけました。とても小さなすみれ（花８ｍｍ、葉身５〜１０ｍｍ程度）
>です。小さいながらも、とても良い感じの色合いのすみれで気に入ってます。実をつけている株を見つけ、種を少々ながら
>採取しました。種の色は白なのですが、３裂した実から採取したのでこれで熟しているのだと思うのですが・・・。
2006.4.16種子等到着。白くない種子3粒を湿潤冷蔵。S5.11　
現地写真1(開花株)　現地写真1(環境と開花株)　現地写真2(草姿と開花株)
concordifolia N2002 pur 8cm  N05-3601 S2.8　2.5へ6.26。心叶(=葉)菫菜。yedoensis(ノジ)と判明。
confusa K03（ヒメスミレはc.ssp.nagasakiensis）スリランカ　淡紫　閉鎖花になりやすい。N05
congesta　N2002 チリ1,893m。
conspersaす90　USA アパラチアに。写真ではタチツボスミレと見分けられない。
　DK94,pl.44　ニ83　日当たりのよい草地から山中まで広く分布。タチツボスミレ系で全体に小型、花も小さく、淡いピン
　ク色、花数は多い。
(cornuta　H97 R96 R97 N96 15cm　世81　6-9月　薄紫〜青みがかった紫　ピレネーなど小1262ツノスミレ　パンジー節
　AZ1053（写真　照葉）　萩　ピレネー原産。葉が楔形、下部はハート形も。花色豊富、細弁。パンジー、ビオラの親。
　Ne31。種名写真は2005.4.5。一般的な園芸ビオラそのものかと思える。N7-4539 France:Pyrenees,Saleix 1500m  S7827
　不発
(c.compacta   PF
(c.'Alba' N96 N98 N99 18cm　c.'Alba Minor' N96 N97 N99 whi 8cm　c.Alba Group H97(c.alba　 S97　c.Blue　
　  H97　c.lilac 　     N97 to 25cm
(c.Lilacina Group H97　c.'Minor'　　 N96 to 8cm
coronifera rosulate viola
(corsica   H97 S97 N96 N97 N98 N99 N00 violet 15cm。種02 コルシカスミレ　多花性。*98.8開花。紫色大輪。
　03.6.23初開花。唇弁が極端に小さかった。開花前日の蕾が、しめやかな紫色。初花は舌弁が小かった。花の重みもあって
　か、草が倒れる。03.7.11も継続開花中。花の大きさは、縦34mm、横37mm。側弁と唇弁に濃い紫条。鋸歯が大きく、葉縁が
　凹凸になる。種名写真は04.6.17。その夏に枯死。種子を、わずかに残した。　
cotyledon　rosulate viola K03 淡青紫　火山岩地帯原産　N98 Termas de Chillan Chile 朝31-733写真（スミレ色）チリ
  南部の高山地帯で。ベンケイソウ科を思わせる葉は、アンディニウム節にしばしば。　朝69-280　チリとアルゼンチンの
　高山岩礫地に。ガ　写真　白花品も。N2002 チリ2,109m　10cmh・1,500m。
(crassiuscula Ne31。
cucullata　K03 淡青　葉は薄く葉先鋭い、遅咲き　小　アメリカスミレサイシン　Ne23　北米東部のやや北寄りに分布。
　sororiaのグループ(Subsect.Plagiostigma)の一種。花は、中輪から大輪でやや細弁のものが多い。青みの強い色で濃淡
　の変化がある。葉基部は心形。papilionaceaより一回り小葉で、夏も巨大にはならない。sororiaとの最大の違いは、さ
　く果の形状では、細身で先が尖る。萼がさく果の２／３以上の長さがあり、付属体も大きい。地際で散開しない。栽培容易
　だが、雑草化しない。す94　北米無茎青花　DK29,pl.3 。種子の顕微鏡写真
　MI103 c.striata,c.alba,c.grandiflora。ニ83　やや湿り気のある場所に多い。淡青紫色の花で中心ほど濃い。
  HP切手植物園には、スミレ科のページがあり、カナダ郵便切手(1965)にVIOLETTE CUCULLEE  PURPLE VIOLETと記されている
  のが、紹介されている。
cucullata albiflora この名で市販されていた株からの採種を入手して。田淵氏によると、種名写真のは、ヨーロッパで
　そう呼ばれている。下のc.striata albaと同一に見える。ツマグロヒョウモン害により処分　06.8.07。
c.rosea  PF
cuculata＝細弁　K03 淡青(珍しい花色)
cucullata striata alba TM97 写真 1 inch white flowers with violet veining in the center. Likes a dry,
　shaded position.　c.albifloraか。
cuneata   N99 Wht/pur 10-20cm DK157,pl.77　例91.12西部乾燥地に。１花３色。栽培困難。Ne29。
cunninghamii   誠　英人カニンガム氏の意。タスマニア島にも。根茎は横に這う。無茎、花期の草丈7〜15cm。葉は無毛
　で、ほとんど三角状。花期は5月。花径2cmで白か青紫。距は目立たない。K97 S97　世338 ス　NZバイオレット　10-1月　
　白　1600m以下の湿地や草原（ニョイの唇弁を広くした写真）　田145写真。N02 15cm　Gerd Knoche,Germany 05.5.3開花
　(種名写真、2号ポット)。N05。楽66写真　葉は小さく、光沢がある。　
curtisii  PF(Syn.tricolar c.)
curvistylis　朝69-277　ミャンマー、インドシナ半島、マレー半島、ボルネオ島北部に分布。Ne30。

d　(dacica K02 ブルガリア　青紫、白、黄　並　トリコロールに近い形態と花色。ex.Pirin mts.,Bulugaria 
　K H19-Y07 S7827　2号へ7Y07<Z28<8326
dactylloides Ne16　テガタスミレ　低位置で開花し、やや暑がる。
dactyloides N99 blu 25cm 　N05 S2.8 2.0へ6.25。す97 図 中国東北部〜東シベリアに分布。葉が元から単純に５裂し、
  微毛が多い。いP.260写真　中国東北部からロシア沿海州の乾燥地帯に。 
dasyphylla rosulate viola
daviditii Ne30。
declinata  SS　種04追　匍匐性、卵形、紫青花で筒部黄色、距4mm、欧州東部。
decumbens 　朝69-277　南ア・ケープ地方の南西部に分布。ややクッション状になる小低木で、高さ25cm。褐色でやや
　多肉質の葉は線形で鋭く尖り、長さ15-25mm。5-10mmで紫色の花弁。7-12月に咲く。
delavayi　世187　ス 6-7月　黄1.5-2cm　有茎　雲南省　四川省　1500-2500mの明るい林床、灌木林内、渓谷沿いの
　岩場等に点在。ごく小型で咲き始め、その後草丈伸びる。
delphinantha　ギリシャ・マケドニア2000m 赤紫　朝69-282,4写真（濃いピンク）　高さ5-10cm。葉は線形。托葉も
　線形で大きく、３枚の葉が束生しているように見える。長い距。日陰の岩隙に。　萩　写真　石灰岩地帯に。鮮桃色　遠目
　にはフロックス、リナム。　株分け不可能で挿し木。多湿に弱く、日本では最も栽培の難しい植物の一つ。種03追　細葉で
　長さ1.5cm。ギリシャ北部〜ブルガリヤ1700m。Ne48乾燥地原産種は、発芽が容易。
 delphynantha　朝31-732　写真（ピンク）バルカン半島南部にだけ野生。葉とほぼ同長の托葉が輪生葉のように見える。
 delphiniantha 　北11-230　ギリシャ北部とアルバニアに分布。石灰岩の割れ目に自生する低木状の多年草
diamantiaca す03 フキスミレ　いP.260写真 朝鮮半島、中国東北部、わずかにロシア沿海州に。スミレサイシン、アケボノ
　に似ているが、長い地下匐枝がある。いがりさんのページ
difusa  ssp.apoensis  N99 15cm　Ne34 種へ。
d.ssp.tenuis  News24ヤマツクシスミレ　ナンバンスミレ　台湾以南の東南アジアに分布。 ツクシスミレより濃い花色
　で、芯がクリーム黄色。12月から春まで開花。楽66 写真　白〜赤味。
dilitata  DK86,pl.31
dissecta K97淡紅紫 N99 S97 N00 wht & pnk。 News16マンシュウスミレ　華北、朝鮮半島、モンゴル、ロシア極東〜
　西シベリア・中央アジアに分布。淡ピンクの中輪を低位置で開花。丈夫で栽培はヒゴ・ナンザンと同じ。　す97　図　天
　山山脈産は性質は若干弱いが、紫系でよい。裂片の先が丸く、根が褐色を帯び、葉柄に逆毛があり、実生第１葉の切れ込
　みが浅い(第1葉は丸く、第2葉の切れ込みが浅いのではないか)、果実の先が丸く低位置で散開する…などがナンザンスミレ
　系統との相違。N05-3677 pinnataから　05.7枯死　いがりさんの1 その2　　K04-Q34 f05.4.15 種名写真　05.4.29草姿　
　楽65　写真。
(diversifolia Ne31。
(doerfleri  N99 purp 7cm　種03追　草丈5〜10cm。小型で葉は灰緑色。濃ブルーバイオレット大輪。ギリシャ1700m。
　K03 ギリシャ原産　赤紫　難　小型の割には花は大きく丸弁、距が長い。N05とK05 稚苗枯死。
 園芸ニュースレター刊行会から　当該種
　
douglasii K97 す91 ロッキー山脈に。有茎黄色。コマクサのように細かく切れ込んだ葉。  DK200,pl.108。
　Ne27 黄色に上弁裏は赤茶。海岸山脈とシエラネバダ、カスケード両山脈(1,000〜2,300m)。夏乾燥休眠。閉鎖花なし。
　1000-2300m。Ne29 栽培困難。
(dubyana　S97N96 N98 N99 v-blu 10cm。種02 基葉は丸く4cm。茎葉は細く羽状に細裂。花はバイオレットで下弁に黄色
　のブロッチ。花径2.5cm。距はカーブして長さ6mm。K02 濃い青紫　並　イタリアアルプス原産。遅咲きで花は大きい。
  K05 上弁大きい馬面、葉は細い。5604に2号へ。5717種名画像撮影。ツマグロヒョウモン害により処分K5-Y5　06.8.07。
(dyris Ne31。

e　elatior(=taller)K03 淡青紫　托葉が巨大、立ち性で遅咲き　R97 blue to 45cm N02 p/lilac 20cm AZ1053　
　Ne14　淡青。ロゼットなく、沼沢地〜湿った草地に。Ne28　エゾノタチツボの仲間。容易だが小鉢では咲きにくい。夏は
　茎が伸びる。Ne40 図 ユーラシア中央部冷温帯産。東京では5月初めに咲き始め、比較的ふくよかな中大輪で花期は長い。
　楽71写真。
(elegantura  S97　N96  vi-yel
(e.bosniaca  PF
eminii　朝69-278　abyssinicaに近縁。アフリカ東部・中央部の熱帯山地に。しばしば2150-4050の高地に。　す92  葡
　蔔性。光沢のある葉に、イソのような鮮やかな青系の花。epipsela  DK115,pl.49
epipsila  世234　カラフトスミレ　6月　サハリン、朝鮮半島　タチツボスミレを大型にした感がある。（オカスミレ色の
　写真）　例91.12US北部からアラスカの湿原に。
e.v.repens  N98 N99 
erecta  PF(Syn.elatior)
eriocarpa  SS DK192,pl.49
esculenta(Syn.palmata)  DK58,pl.20
(eugeniae Ne31。
(eugeniae ssp.eugeniae  N99
(eximia  PF Ne31。
extremiorientalis いp.260写真 ロシア沿海州内陸地方に分布が極限。いがりさんのページ

 f,g　
fimbriatula(Syn.sagittata v.ovata)K4-R14 DK54,pl.15　例91.10赤紫。見出し画像は5418。
fissifolia  す97　図　ソウサイスミレ　dissectaに近縁。
flehemannii rosulate viola
flettii　N97N98 pink 7.5cm　す91　ワシントン州オリンピック山特産。キバナノコマノツメの仲間。濃い赤紫色で芯が
　黄色く抜ける。  DK117,pl.15。Ne29　オリンポス山にのみある。Ne40 世界的にjooiが誤称されることもある。		
　The rock garden  Ja.97　p.126（ス　岩地にオカスミレ色の写真　葉が紫味）N04-3653(jooi),C04-1280Q(jooi?)
  播種2.4 
floridana(Syn.sororia v.sororia)  K4-R09 葉先はやや鋭い。DK49,pl.6　種子の顕微鏡写真1  同2 唇弁小さく、ファレ
  ノプシス風。ツマグロヒョウモン害により処分　06.8.07。
fluehmannii　N2002 チリ1,500m。
formosana朝69-277  ウラジロスミレ　写真（ピンク濃淡）　台湾全域に分布。直径14-22mm  下弁先端が２裂。
forrestiana朝69-277写真　５月上旬、チベット南東部2800mで。川沿いなどに。高さ10cm。葉に大きな鋸歯があり、基部
　は　羽状。花は紫色で距は7mm。す97  N05-3613 S2.8 5928移植したが越冬せず。
(fraglans Ne31。
(frondosa Ne31。
'Fuji Dawn' TM03写真(ニシキスミレ)
glabella  K97 N97 世248 　ス　7-8月　黄　アラスカ南部沿岸、オレゴン州、モンタナ州低地のやや湿り気のある草むら
　などに分布。草姿のバランスよい　AZ1053　Ne25 pubescensの仲間　DK193,pl.100,101。Ne29 オオバキの仲間。N6-4527
  発芽後上部から枯れた。
glaberrima  DK194,pl.103
glacialis　rosulate viola N2002 チリ2,280m。
glaucescens Ne30。
gmeliniana  す98　コウアンスミレ
gracilis(=graceful)  C97 S97 AZ1053
grandisepala　中　brunneostipulosaより葉が円形に近い。Ne30。
(grisebachiana  PF　Ne31。Ne40写真　K02 赤紫　難　アルバニア、ブルガリア原産。研究会種子6.7.19播種、発芽後
　全滅。　
grypoceras v.exilis  PF N05 S2.8幼苗枯
guestphalica Z

h　hallii　北8-84　２〜３回羽状複葉　上弁は紫、側弁唇弁は橙色、基部に褐色の条線。水苔混合の腐葉土に。夏の日光
　の当て過ぎ、過度の乾燥は禁。朝69-262写真　北米西部に分布。花が華やかなので、米国ではよく栽培される。朝69-278
　DK125,pl.60,61。Ne27上弁濃赤紫、下３弁クリームで芯は黄色を帯びる。300-2000m。夏乾燥。Ne29 栽培困難。翌春発芽
　後細長双葉枯死。
hastata  DK195,pl.104,105　例91.12黄。Ne29 オオバキの仲間。
hederacea  N96 N99 blu 5cm　鈴164写真　田160写真　小1263　AZ1053　Ne19　マレー半島中部と豪州東南部原産。
　乾燥と強い日照を嫌う。朝69-277写真 ivy leaved violet　ツタスミレ　湿地に。純白も。
　萩　以前はErpetion reniforme。
　ガ　写真マラヤ産＞豪州産（全体が）。三172写真　オーストラリア東北海岸からマライまで分布する。湿気のある陰地の
　スミレ。花は中心が紫、周辺が白の中型。弁の先端は、後ろに反転する。染色帯数2n＝54であるが、種子ができない(一般
　不稔種)。温室のベンチの下ではランナーを出して網目状に広がる。au  日当たりから半日陰まで。ハンギングに有用。
　VS V1I1 別名Erpetion reniforme,Viola reniformis　英名The Australian Violet,Tasmanian Violet,Ivy-leafed 
　Violet,Trailing Violet。白に近いのも。 GW　Rob Peaceが種数説。　別名erpetion reniform 英名the Ivy violet。
h.blue  PF　au  V.h.(Blue)。'Baby Blue'と同一か。種子の顕微鏡写真
h'Baby Blue'　GW 一様な青色で白色部分がない。楽66　写真　芯に斑紋。
h'Blue Form'　GW オランダにあり、普通のサイズ。
h.'Putty' PF。'Putty Road'と同一か。
h'Putty Road'　GW ずっと小型で稔性が高い。
h.ssp. cleistogamoides L.Adams　AU　花冠4mm以下クリーム色　側弁有毛
h.ssp. curtisiae L.Adams　AU　花冠青紫色　花梗10〜15mm　側弁無毛
h.ssp. fuscoviolacea L.Adams　AU　花冠4mm以下黒紫色　側弁有毛
h.ssp. hederacea　AU　花冠7〜10mm淡紫に暗紫ブロッチ　側弁有毛
h.ssp. perreniformis L.Adams　AU 花冠7〜10mm淡青紫色　側弁有毛
h.ssp. seppeltiana L.Adams　AU　花冠5〜6mm淡青紫色　側弁有毛または無毛
h.ssp. sieberiana L.Adams　AU　花冠7〜10mm淡青紫色　側弁有毛または無毛
h.v.sieberi＝V.sieberiana PF
h.(White)　au。
hirsutula　す94　北米無茎青花  DK56,pl.17,18　例91.10藤紫。Ne33 ソロリアの仲間でｼｸﾗﾒﾝ葉も。種02 小型種、
　花は紫赤色で北米東部原産。
hirta(=hairly)  K03 青紫・濃青紫　葉先やや鋭く、エゾアオイスミレに似た葉型。C97 hairly violet  N97 solothum 
　Switz 5-10cm red-purple Ne35 欧州からアジア原産のニオイスミレ類　香りなし。早咲き中大輪で青紫から赤紫までの濃
　淡。大株は見事な花着き。いp.261写真。楽70写真
(hispida(=rothomagensis) N97 A ylw/wht 10cm  N05 bl/wht 
hookerii Ne30。
hossei Ne30。
howellii　N99す90　北米。鮮やかなピンク。タチツボの仲間で栽培容易 DK96,pl.40。　三175 写真（arenaria rosea
　の項に）エジンバラ植物園からの、コーカサス原産とされるものも、北米産のビオラ・ハウエリーによく似て、区別はつ
　かない。姿は日本のタチツボスミレによく似ているが、澄んだ桜色の花。
huidobrii朝69-280　チリ南部の海岸山脈に。
hymettia Z

i,j,k　
ignobilis N99 dk viol 10cm 　毛が顕著。oreades(N4-3671)として入ったものを、ツマグロヒョウモン害により処分　
　06.8.07。
incisa　K03 紅紫　す97　絶滅希頻植物　バイカル湖岸からアルタイ地方まで点々と分布。葉は切れ込み、花は鮮やかな
　赤紫色大輪。花期は短く、やや暑がり、ソウカ病に感染しやすい。す91  ナンザンスミレと欧州のpinnataと間に位置す
　る。　Ne36 インシサ　図　アカネスミレを連想させる花色。香りはほとんどない。楽65 写真　キクバ。
　種子の顕微鏡写真
incogniita　鈴163 写真　暑さと移植に弱い。田155写真　 News25 pallens の仲間　す90　丈夫。　DK146,pl.64
　三171　写真　北米五大湖周辺原産。ウスバスミレに似て、小型白花、下弁に紫条が入る。丈夫でランナーを出してよく
　増える。 
inexpecta  DK192,pl.99
jaubertiana  K03 淡青。バレアレス諸島原産、葉は無毛で光沢、芳香。楽70写真　葉は厚い。中大輪。K-H19-V-94を7822
　に2号<7Y07
jooi　K03 淡紅紫　閉鎖花を作らない。N99 lavender 10-15cm　田159写真　強い芳香。初夏・秋にも花。Ne10　ルーマニ
　ア中部の山地の石灰岩地帯原産。丈夫。　日照を好み、乾燥に強い。大きめのさく果に大きな種子を作り、発芽率はよい。
　三178　写真　コスミレによく似ている。花は美しい紫紅色。根は横にはう。５月咲きで、芳香があり、真夏にも咲く。
　種02 葉は丸みが強く密生して長さ2cm。三季咲き性。 種子の顕微鏡写真　楽71写真。
jordanii　K03 淡紫　elatiorに近縁。立ち性で遅咲き　N99 blue whi 38cm　Ne28　エゾノタチツボの仲間。容易だが小
　鉢では咲きにくい。夏は茎が伸びる。
kamtschadalorum オオバタチツボスミレ langsdorffii　N97blue 18cm Germany提供
kauaiensis  DK160,pl.81
kiangsiensis Ne30。
kitaibeliana　SS K H19-Y-15 S7827不発
koraiensis　PF
koreana　S97 PLANTWORLD97 Cyclamen-leafed Viola
k.'Sylettas'03TM写真(斑入りゲンジ)

l　labradorica　C97 Labrador violet K97 紅紫　S97 N97N98 N99 violet 18cm　す94　グリーンランドにも。  
　DK95,pl.45。三179写真  グリーンランドからカナダ東部、米国東北部に分布する。タチツボスミレ型で葉は　濃い紅紫
　色、葉裏はさらに濃い。花は中輪、紅紫色。花屋でアポイタチツボスミレとして売られている事がある。寒い所のスミレ
　だが、丈夫。す03　葉の表面が紫色を帯びるのが本来のもの。
　American Violet Societyのページには、葉が、写真では紫色を全く帯びず、文では濃い紫色を帯びるとある。花弁
　基部附近が白いのは、写真では上弁、文では下3弁。　AZ 匍匐性、葉は暗緑色、心形から腎形で細かい鋸歯、長さ2cm、
　若い葉は銅紫色を帯びる。15mm、距6mm 。N04-3659播種2.4やや細身種子。ニューイングランド種子の顕微鏡写真へ。
　C04-1277N(riviniana P?)播種2.4。
l.cvs.'Purpurea'　す03　riviniana 'purpurea'は、英国を中心にが用いられる異名。S97 田154写真。　す90　タチ
　ツボの仲間で栽培容易。  萩　写真　Adunca の北方系。距は短い。半陰地に。種02 小型で草丈5〜6cm。葉は丸形。花
　はブルー〜ラベンダーで花径2cm。アラスカにも。楽69写真。
　AZ l. var.purpurea of gardensは、riviniana'Purpurea'の異名。
lactea　PF　Ne28　エゾノタチツボの仲間。容易だが小鉢では咲きにくい。夏は茎が伸びてだらしなくなる。
lactiflora　N98 N99 田146 写真　シロコスミレ　小1264　三176（写真はsororia）中国東北部から朝鮮半島までの草
　原に分布。花期に葉柄が内側に巻く。花は白、下弁に少し紫条が入る。中国産販売種06年は研究会展時から開花
lanceolata　K03 白、さじ葉　匍匐茎でも殖える。 N96 vio 15cm　鈴162写真　田155 写真　す90　容易　Ne15　川や沼
　に沿った湿地の明るい場所に生育。白の中輪で紫条が入り、丸弁が多い。微毛が目立ち、基部に近い葉柄と葡蔔茎が赤くな
　る。株の寿命は短いが、葡蔔茎からの小苗が残り、実生も容易。DK150,pl.68,69　
　三170写真　名のとおりヤリ状、柳の葉に似た葉で、花は白花小型、紫条が入る。ランナーを出して新苗をつくる。丈夫。
　ニ83飯塚久孝　全体的な感じはホソバシロに似ているが、葉柄、花柄とも赤味がかかり、葉はやや長めの菱形。花の感じも
　ホソバシロ的。種子の顕微鏡写真　楽68写真　サジバスミレ。
l.ssp.vittataす90　小型種　鈴162写真　容易　Ne15　ペンシルバニア州南部からメキシコ湾岸にかけて分布。草姿はよ
　いが細弁でねじれるものが多く、観賞価値は劣る。
langloisii(Syn.sororia v.sororia) DK50,pl.7
langsdorfii　N00-4010(提供Blaxland,C.J.M. Radnor,PA)02/4/02 オオバタチツボスミレ　*赤味を帯びた紫色大輪。
　03/5/21の花と大果実。K03 淡紫。
latiuscula(Syn.sororia v.sororia) す94
lehmanii　橋　白黒写真　ほとんど白色の花弁に紫条。ペルー南部、標高2300mで。
lobata　ssp lobata　K03 黄　葉はフギレオオバキ状に深裂 栽培困難　N97Siskiyou Mts OR 15cm ylw/purple　す91 
  ロッキー山脈に。有茎黄色。 DK199,pl.106。Ne27　上弁裏は赤茶色。 300-2000m。夏乾燥。Ne29 
lovelliana(Syn.palmata)  DK59,pl.21,22
lucens Ne30。
(lutea　N99 yellow 8-15cm S97北8-85　AZ1054　　朝69-282写真　石灰岩地に多い。Ne31。Ne37 tricolor近縁で、その
　成立に関与。
lyallii  PF　三177 写真　ニュージーランド原産。葉は丸葉、花は白色、少々芳香がある。多花性で丈夫、ランナーを出
　してよく増える。S高橋さんがVNJの掲示板に投稿された写真

m,n　
(macedonica(=tricolor m.)  C97 pansies
macloskeyi Sierra Nevada2001.8.02 Ne25  北米西部に分布。朝69-279smooth white violet無茎。小白花。
  DK147,pl.65　例91.10ウスバの仲間。日に当て、水切れさせない。
macloskeyi ssp.pallensN99 8cm ニ83　葉が大きく、花弁は丸みを帯び、白い唇弁に赤条が多く入る。IGP 鈍鋸歯状
　の *そうか病に弱い。
maculata　　朝31-733写真（黄色丸弁、つくし葉）葡蔔枝が発達している。朝69-281　ガ　写真　チリとアルゼンチン南
　部の温帯林に分布。数変種あり、すべて黄花。N2002 チリ1,893m 20cmh。N04-3663 20cm播種2.4  N05 S2.8
(magellensis  PF Ne31。
membranacea メンブラナケア　橋　アンデスの標高5000mに。
mauritii  Ne28アイヌタチツボの仲間。実生で容易。基部が持ち上がるので要増し土。
micranthella　朝69-262写真ボリビア西部のバラスで12月上旬に。クッション植物の中からロゼット状に長さ15-20mmの
　葉を出し、直径7mmの花（白に黄色の目）
minor N05-3636 pale pur 種名リンク写真株の06.4.16 ウスイロヒメスミレ。ツマグロヒョウモン害により処分　06.8.07。
mirabilis(=wonderful)  種02　無茎で這性、葉は広卵形で葉柄が長い。花はライラック〜紅藤色で良い芳香あり。ユー
　ラシア原産。
mirabilis v.mirabilis  C97 N99 mauve15cm 朝69-284石灰岩地帯に　イブキスミレの基準変種　
　Ne28本物が入手できない。
missouriensis(Syn.sororia v.missouriensis)  DK49,pl.5
mongolica す03　モウコスミレ
monochroa N99 viol 5-15cm
montanensis  DK91,pl.38
mucronulifera Ne30。
mueferdorfii す03　コウライキスミレ
nannae　朝69-278　ケニアの固有種。2550-3300mの山地の草原に。高さ2-6cm。葡蔔茎を　作らない。
(nebrodensis Ne31。
nephrophylla N99 blue 5cm K04 R-10 ex.Arizona(Syn.V.sororia)北米　青紫。DK53,pl.11,12 例91.10 papilionaceaの
  仲間　淡紫。
(nigra　C97 black violet  N97 N96 N98 N99 blk 15cm　種02 クロハナスミレ。
novae-angliae　DK52,pl.9　例91.10 papilionaceaの仲間 藤紫。
nuda Ne30。
(nummu larifolia Ne31。
nuttallii N99 Hahns Pk CO す91  ロッキー山脈に。有茎黄色。微毛の多い匙型の葉　  DK184,pl.87。Ne29 夏越し難
　しい。N04-3670 10cm(Mary Hegedus Fort Collins,CO) s04.2.4 g05.2.21 。約9本発芽。1本だけ子葉展開。種名写真は
　05.4.5現在で、子葉基部の9mm下から本葉を伸ばしている。展開せずに生き残っている4本のうちの1本(写真中央)からも、
　極小本葉が伸び始めている。今後の本葉は、順次さらに下から出てくるのだろうか。以前の外国種実生の中に、成長点が
　下がっていくものがあって、越冬してくれなかったのが、nuttalliiだったのかもしれない。N05 s2.8 06.5根は生きて
　いるが、芽が枯れていた。
n.ssp.vallicola N99 10cm